サロンド英華

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2020.12.16ブログ

品格につながる自己肯定感を上げる3つのポイント


謙遜することは美徳とされてきた日本人ではありますが、
ちょっと履き違えていることがあるのでは、と思うことがあります。



例えば、


「いえいえ、私なんて・・」
「そんなことないです・・」
「たいしたものでもなくて・・・」


謙遜するということでよく使われる言葉ではありますが、


ただあまりにも、このような口癖がある人は、
もしかしたら自己肯定感が下がっている可能性もあります。


自己肯定感とは自分に苦手なことやマイナスな部分があっても、
自分は今の自分のままでいいと思える感覚です。


この自己肯定感が下がると、
他人よりも自分の価値が劣っていると感じ、
ネガティブな感情がどんどん積み重なって行ってしまいます。
負のスパイラルに陥りやすいのもこの感情が原因の場合が多いのです。


この感情が続いたままでは、
全く品格や人格が感じられなくなってしまうので
要注意です。


では、この考え方の癖を改善し、
自己肯定感を上げるにはどうしたらよいか。
まずは、これは絶対やめた方が良いことを
お伝えします。


そもそも私たち日本人は子供の頃から、


「周りに迷惑をかけてはいけません」とか
「みんなと一緒に行動しましょう」と


教育されてきました。
何となく、周りの方向性に進むことが良しとされていることが
意識的に染み付いてきているでしょう。




もちろん謙遜や協調性というものは
日本人の美徳となっているものではありますが、


度を過ぎれば・・・、


集団の和を乱さないようにすべきである!
自分の意見を抑えてでも相手を立てることが良い!
世間体を気にして、非難されないようにしなければならない!


つまり他人軸になっているので、


自分の言動や行動を自分で評価できずに
常に誰かの基準やフィードバックがないと
不安でたまらなくなる状況に陥りやすいのです。


そうなることで、自己肯定感がどんどん下がっていってしまい、
本来の自分は何をしたいのか、
本当は何が良いのか、
自分自身何が好きなのか、嫌いなのか
わからなくなってしまうのです。


 

では、どうしたら良いか?
そのポイントをお伝えしますね。



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品格につながる自己肯定感を上げる3つのポイント


その1『謙遜をし過ぎないこと』


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冒頭にもお話ししましたが、謙遜とは日本人にとって美徳でもありますし、
時には社交辞令的なマナーのようなところもありますよね。
なので、とても日本人としての奥ゆかしさを語る上では大切なものではありますが、
やはり、度を過ぎて謙遜しすぎると、
結果、かなり自己肯定感を下げる原因の一つにもなるのです。


私も一度お目にかかった女性なのですが、
とてもおもてなしの心がすばらしく、常に周りへの配慮を考えていらっしゃる方がいました。
コートをかけてくださったり、座る場所をさりげなくご案内してくれたり、
なので、
「ありがとうございます。とってもお心遣いしてくださり、素晴らしいですね」と
お伝えしたら・・・
「いえいえ、私なんてとんでもないです〜、誰でもやってますし・・・」
「私なんて・・・・」と
へりくだると言えば、日本人として相手を尊敬しての言葉かけとしては
体裁良いように聞こえますが、あまりにも謙遜しすぎるのは、自分自身を卑下することにもなります。


せっかく感謝の気持ちを込めて言っても、
「いえいえ・・・」と言われると
否定された気持ちになり、褒めて悪かったか?次からはあまり言わないようにしよう・・・
となると、だんだん周りからその方は褒められる機会が少なくなる。
そうなっては、結果人から評価されないとか、自分は必要ないんだ、という考えに
陥ってしまうことを考えると、ネガティブな環境を自分自身で作っていることにつながるのです。
このような場合には、ぜひ「ありがとうございます。」と素直に感謝してくださいね。「ありがとうございます。嬉しいです」とポジティブに持っていきましょう。



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品格につながる自己肯定感を上げる3つのポイント


その2『ないものねだりをしないこと』


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たとえば日常で、
「もっとお金持ちの家に生まれたら良かったのに」
「もっと〇〇さんみたいに勉強ができたら良かったのに」
「あの人みたいに、綺麗だったら良かったのに」・・・・


どうしても人って自分のないところを欲しがる、つまり
ないものねだりをすることがありますよね。


このないものばかりに目がいってしまうと、
常にネガティブな思考で自分を否定し、自分自身を受け入れられなくなってしまうのです。
つまり、無意識に自分の足りないところばかりにフォーカスして自信をなくしてしまう、
自信がないからまた探すという、なんとも負のスパイラルに陥ってしまうわけです。


もう、この「ないものねだり」は捨てて、今あるものに感謝することに
意識をむけてみましょう。
私は私で良いんだ!と思えると、自己肯定感も上がっていきますからね。



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品格につながる自己肯定感を上げる3つのポイント


その3「姿勢を良くすること」


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元気なさそうな人を考えると、猫背で暗く元気がないようにしていますよね。
猫背は背中を丸めることで、胸郭部分が狭くなり
呼吸も浅く早くなるそうです。そうすると交感神経が刺激されて、
常に緊張状態、狭い視野やネガティブ思考がその余裕のない状態に
持っていってしますわけです。


ある説では、出来事があって笑うから楽しくなるという、感情と行動が生じる順番は
まず身体の変化があってから、それから感情の変化が出てくるということです。
つまり、笑顔をだしていると楽しい気分になってくるということです。


ですので、まずは身体の姿勢を良くする、
胸を張って大きく深呼吸をして笑顔でいれば
おのずと自己肯定感を上げることになるというわけです。


余裕ができれば、
自然と所作や周りへの配慮など品格アップにもつながりますね。


ぜひ意識してみてくださいね。



 

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