もちろん謙遜や協調性というものは
日本人の美徳となっているものではありますが、
度を過ぎれば・・・、
集団の和を乱さないようにすべきである!
自分の意見を抑えてでも相手を立てることが良い!
世間体を気にして、非難されないようにしなければならない!
つまり他人軸になっているので、
自分の言動や行動を自分で評価できずに
常に誰かの基準やフィードバックがないと
不安でたまらなくなる状況に陥りやすいのです。
そうなることで、自己肯定感がどんどん下がっていってしまい、
本来の自分は何をしたいのか、
本当は何が良いのか、
自分自身何が好きなのか、嫌いなのか
わからなくなってしまうのです。
では、どうしたら良いか?
そのポイントをお伝えしますね。
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品格につながる自己肯定感を上げる3つのポイント
その1『謙遜をし過ぎないこと』
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冒頭にもお話ししましたが、謙遜とは日本人にとって美徳でもありますし、
時には社交辞令的なマナーのようなところもありますよね。
なので、とても日本人としての奥ゆかしさを語る上では大切なものではありますが、
やはり、度を過ぎて謙遜しすぎると、
結果、かなり自己肯定感を下げる原因の一つにもなるのです。
私も一度お目にかかった女性なのですが、
とてもおもてなしの心がすばらしく、常に周りへの配慮を考えていらっしゃる方がいました。
コートをかけてくださったり、座る場所をさりげなくご案内してくれたり、
なので、
「ありがとうございます。とってもお心遣いしてくださり、素晴らしいですね」と
お伝えしたら・・・
「いえいえ、私なんてとんでもないです〜、誰でもやってますし・・・」
「私なんて・・・・」と
へりくだると言えば、日本人として相手を尊敬しての言葉かけとしては
体裁良いように聞こえますが、あまりにも謙遜しすぎるのは、自分自身を卑下することにもなります。
せっかく感謝の気持ちを込めて言っても、
「いえいえ・・・」と言われると
否定された気持ちになり、褒めて悪かったか?次からはあまり言わないようにしよう・・・
となると、だんだん周りからその方は褒められる機会が少なくなる。
そうなっては、結果人から評価されないとか、自分は必要ないんだ、という考えに
陥ってしまうことを考えると、ネガティブな環境を自分自身で作っていることにつながるのです。
このような場合には、ぜひ「ありがとうございます。」と素直に感謝してくださいね。「ありがとうございます。嬉しいです」とポジティブに持っていきましょう。
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品格につながる自己肯定感を上げる3つのポイント
その2『ないものねだりをしないこと』
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