2020.11.01お知らせ
『心』より

心より、稲盛和夫
この本を手にして、
久々に私にとってのバイブル的な一冊になった本です。
特に感銘を受けたところを一部抜粋しますと・・・
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純粋で美しい心を持って生きる人には、
そらにふさわしい、豊かで素晴らしい人生が拓けてくるものです。
人生の目的は心を磨き、他に尽くすこと
つまり、「利他の心」で生きること
すべては心に始まり心に終わる
本人が体得した生きるための究極の極意
心を浄化し、美しくするためのもっともよい方策とは何かといえば、
それはいま目の前にあるなすべき仕事に全精力をかけて没入することです。
日々の労働によって心はおのずと美しく磨かれ、人格はとうちされていくのです。
人間の心には「利他の心」と「利己の心」と言うあいはんする2つの心が同居し、せめぎ合っている。・・・
程度の差はあれ、利他の心を占める割合を大きくしていくこと、それこそが心を磨くことであり、人格を高めることでもある
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何事にもですが、
今目の前の経験に無駄なものは何もないと言われますが、
まさに、現状向き合っていることに没頭することが、
何かしら肥やしになっているんですよね。
人格を高めるためにも、日々心を磨くことなんですね。
ますます日々精進しなければとおもいます。
また、もう一つ注目したことが
JALの再生の際、まずリーダーの教育をしたということ、
そしてその内容が
・当たり前のことを当たり前にすること。
・一生懸命に仕事に打ち込むこと
・感謝の気持ちを忘れないこと
・常に謙虚で素直な心を持つこと
これら全て、おもてなしエキスパート講座の際にお伝えしていることそのままでした。
日本人のおもてなし精神がまさに再建の土台に掲げているということは、
本来日本人が大切にしてきた「心」が時代が変わっても全てにおいての
根幹となっているんですね。