サロンド英華

BLOG

2020.04.17お知らせ

食後の品格にも要注意!




コロナの影響で、皆様いかがお過ごしですか。

 


テレワークが進み自宅で家族そろっての
食事の時間もきっと増えたのではないでしょうか?

 

今回は食卓でのマナーについて
ちょっと触れたいと思います。

 


そもそも人間の本能として「食べる」という欲求は備わっているものですが、
この欲求をと満たすという意味で、
一緒に食べることにより、より良好な人間関係が
築けるものだと思っています。

昔に比べて食材も増えたし、調味料、便利な調理道具もですね、料理方法もググればたくさん、
そしてなんと言ってもカロリーもかなり増加したような気がします。

一方で「言葉を交わす温かい食卓」は年々少なくなってきているような気がします。

その結果、個食と言う言葉もあるように
コミュニケーション不足が心配でなりません。

昔からお食事の時間を通じたコミュニケーションづくりの重要性は様々な国で謳われていました。
フランス料理の場もそうですし、中国料理の円卓も楽しいコミュニケーションを重要視したものです。
そして日本には昔から「同じ釜の飯を食う」という言葉がありますしね。

人の体は食べ物からできていると言われるように、
命の源でもあるし、食を通じた絆づくりはとても大切だと言うことを
伝えてくれているものです。

ただ人と一緒に食事をする時には
周りへの配慮が必要になるので、
ぜひ美しい食べ方を意識してみてくださいね。

美しい食べ方は周りに良い印象を与えて
食卓の雰囲気も和み会話が弾むと思います。

では美しい食べ方のポイントをご紹介してみますね。

 

まず、「いただきます」と「ごちそうさまでした」の
挨拶は基本ですね。
ペースを合わせて一緒に食べはじめ、
一緒に終わることが、ベストです。

そして次に姿勢です。
西洋のテーブルマナーでは、
テーブルとおなかの間に
握りこぶし一つくらいの間を開けて座るのが基本です。
背筋はきちんと伸ばしてくださいね。

目線も大事です。

特に不慣れな格式あるレストランでの接待とかでは、
何かと緊張することでしょう。

テーブルマナーに気を配りすぎて、周りに方への視線をついつい忘れてしい
雰囲気がつかめなくなったりしていませんか。
目線はフォーク・ナイフで切る時や箸で食べ物をつかむときには
食べ物に向けます。
そのあと口に入れば、目線は周りの方に向けるよう心がけてみてください。
ここで注意しないといけないのは、お箸の先やナイフの刃先などは
必ず自分に向けるようにしてくださいね。

 

和食の場合は平皿を除いては、器を手で持って食べることが基本ですが、洋食はお皿は持ちません。
この時に姿勢が前のめりにならないように注意しましょう。

 

やはり一番大切なのは会話かもしれませんね。

まず気軽に会話を楽しむためには、
口の中に多くの料理を詰め込みすぎないように気をつけましょう。
そのためには、あらかじめ食べ物の大きさは、小さく切って口に運びます。
だいたい、2〜3㎝が目安と言われますが、
ご自分の口のサイズに合わせてみてくださいね。

美味しいなどの言葉や
皆んなが笑顔になれるような楽しい話題などがあれば最高です。

たまにはちょっと気分を変えて食卓を華やかにするのもおすすめです。
季節の花などちょっと飾ると、
心が和むし、話題も作れますよね。
ただ、あまり香りの強いものは避けてくださいね。

テーブルマナーというと、とても堅苦しい印象をもってしまいますが、
ちょっとした心配りの心得で相手を不快な思いにさせないようにと
コミュニケーションをとる大切な場であることなど
その意味を正しく理解すると、スキルばかりにとらわれるより食事が楽しくなります。

最後に、みんなで食事をしていると常に食べ方が気になるものですが、
実は美しい食べ方は食べている時ばかりではないんですよ。

食べ終わった後のテーブルが、どうなっているかも大切です。
ご自分の前の食べ終わった食卓はきれいですか?
ここに品格が出ますので、最後までくれぐれもお気をつけくださいね。






サロンド英華

ご予約・お問い合わせ

ご予約はお電話または
コンタクトフォームよりお問い合わせください

080-6678-0719